2020年度より高校入試はこのように変わる!
2020年度の高校入試というよりは、現段階でも少しずつ導入され変化しています。
ここ最近で見ますと、「思考力、判断力、表現力」が必要な問題が多く出題されるようになりました。
簡単に言いますと、記述する量が圧倒的に増えたということです!
国語、英語だけに限らず、数学でも証明問題や答えに至るまでの過程を記述するとか、
社会や理科もグラフ、資料、図表を読み取り記述させる問題も増えています。
教科によっては200文字以上の記述が必要な問題もあるぐらいです。
今までと大きく変わる点は、教科書の暗記だけで解けていた問題も、
これからは解けなくなるという訳です。
大学入試が変わるとともに、高校入試も変わり始め、
2020年度のセンター試験廃止に伴い高校入試も大きな変化が訪れます。
特に大きな変化といえば、英語ではないでしょうか?
もともと2技能ですんでいたところが、4技能(見る、聴く、書く、話す)に増え、
特に書く(ライティング)単語数も約300語前後の記述が必要になります。
当然、質問内容に対して様々な回答になるのですが、
その中から減点法式を取られます。
英検3級以上を習得されている方でしたら、この4技能をこなさないと合格できませんので、
特に問題はないでしょうが、学校の授業が2技能しか行われていませんので、
高校入試の英語は難しいものになるでしょう。
そして、各教科に言えますが、記述が増えるということは、それだけ難易度が上がるということですから、
自ずと普段からの基礎や基本の理解が大事になります。
その場しのぎの暗記に頼らず、しっかりとした基礎学力を小中学生の時に身につけておかないと、
高校受験はかなりの難易度になるということです。
また、内申点も大きな要素を持っていますので、
授業態度、課題や宿題などの提出物、忘れ物といった観点別学習評価の「関心・意欲・態度」に大きく影響を及ぼします。
確かに2020年度から、高校入試及び大学受験は大きな変化を遂げますが、
基本的に行う事は、基礎基本勉強と内申点であることを、忘れないようにして下さい。